しっぽネット発 しあわせ家族
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しっぽネットで家族になった保護犬と飼い主さんを訪ねて vol.1

このページでは、しっぽネットを卒業した保護犬と新しい飼い主さんとの暮らしぶりをお伝えします。

第1回目は、都内在住のNさんご夫婦と、Nさんに譲渡されたボルナちゃんのお話です。

  (2019.6.20)

テレビに映った姿に一目惚れ

「この子と暮らしたい!」

      ●成犬なら・・・と希望が持てた!

       ボルナちゃんはダルメシアンの男の子で、現在10歳です。高齢の飼い主さんが体調を崩したためやむなく手放すことになり、2019年1月にしっぽネットの預かりボランティアさん宅で預かりを開始しました。
       大型犬であることや高齢であることなどから、新しい飼い主さん探しは難航することが予想されましたが、スタッフ一同、いつか必ずボルナちゃんをほしいという人が現れるはずとの希望を持っていました。

       2月23日、NHK(BSプレミアム)の「家族になろうよ」という保護犬・保護猫の新しい家族を探す番組にボルナちゃんが出演することになりました。この番組を見て、しっぽネットに問い合わせをしてくださったのがNさんです。

       はじめは何気なく番組を見ていたというNさんの奥様。ボルナちゃんのしっぽを振っている姿を見て、「あ、この子いいな」と思ったそうです。

      「どこが気に入ったというより、全体的にいいな、と思ったんです」と奥様。それはまさに一目惚れ状態? その感覚を奥様は「(人と犬にも)相性ってあるんでしょうかね?」とおっしゃっていました。もちろん「あると思います!」と記者が即答したのはいうまでもありません。

       奥様のお家ではドーベルマンやボクサーなどを飼っていたので小さいころから大型犬にはなじみがあったといいます。また、ご主人もシェパードと暮らした経験があり、お二人ともどちらかというと、大型犬に親しみがあったようです。

       70代のNさんご夫婦は、1年半前にビーグルのエディちゃんを14歳で亡くしたあと、自分たちの年齢で犬を飼うことはもう無理だと諦めていたそうです。でも、ボルナちゃんを見て、成犬ならもう一度犬と暮らせるかもしれないと希望を持ったといいます。

       万一のときには息子さん家族が面倒を見てくれるという承諾も得られ、ボルナちゃんの譲渡が決まりました。

       

      ●寝つきがよくなり、健康的に

       こうしてN家に迎えられたボルナちゃん。はじめは食べたものを吐いたりしたそうですが、それ以外は体調に変化はなく、嘔吐もすぐに治まったそうです。動物病院での検査でも異常はなく、いたって健康と太鼓判を押されたとか。

       前のお家では日中は庭で過ごすといういわゆる外飼いでしたが、N家では室内飼いに。今まで外のお庭で自由に動き回れていたのに、室内での暮らしが窮屈に感じるのではないかと心配していましたが、その環境の変化にもすんなりと慣れ、夜は一緒にベッドで寝ているそうです。

       Nさんご夫婦がボルナちゃんと暮らし始めて一番よかったことは、寝つきがよくなったことだといいます。愛犬を亡くしたあとは毎日何をするでもなく、夜中の2時、3時まで起きていることが多かったそうですが、今はぐっすり眠れるようになり、毎朝決まった時間に起きる生活になりました。また、肉体的に健康になったという実感があり、それはヘルスメーターのさまざまな数値にも現れているそうです。

       散歩は朝と夕方がメインで、それぞれ40~50分くらい。朝はご主人担当で、夕方はお二人で行かれるそうです。それ以外に、お昼と午後11時ごろにトイレのために外に連れ出すとか。ボルナちゃんは10歳とはいえ、まだまだ若く、リードを引く力も強いそうです。当初は普通の首輪とリードをつけていましたが、それではままならなくなったため、いろいろ探して引っぱり防止用のハーネスに替えたところ、少し楽になったといいます。

       トイレタイムを含め、一日に4回の散歩も引っぱりも少しも苦にしていないNさん。そんなNさんにボルナちゃんも信頼を寄せ、すっかり安心しているようで、「普段、家の中ではほとんど寝ているんですよ」とお二人で笑っていました。

       記者がお話をうかがっている間もくつろいだ様子でソファーで寝そべっていたボルナちゃん。この日、外はザーザー降りの本格的な梅雨空でしたが、室内にはとてもゆったりとした、爽やかな空気が充満していました。

       これまで歴代の愛犬を子犬から育ててきたNさん。成犬を迎えることに不安はなかったか、うかがったところ、成犬であっても愛情を持って接すれば、気持ちは通じると思いますと力強くおっしゃっていました。そして、ボルナちゃんのために自分たちも元気でいなくてはならないと、健康に気をつけているそうです。

       




      Nさんご夫婦とボルナちゃん。「ボルナ」という名前はプロテニス選手からとったそう。
      踏み切りやドライヤーなど、音に敏感なところが目下の悩みではありますが、
      家族になってまだ3か月。いつかは慣れてくれるだろうと焦らず気長に見守っています。
       
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