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家族にしか見せない素顔があったチビちゃん


「広島で生まれ、岡山で青春時代を過ごし、壮年晩年を東京で優しい近所の方々に愛され、16年の生涯を閉じた彼は幸せであったと思います」
上記文は、飼い主のKさんの手紙からそのまま引用させて頂きました。

チビは無愛想な犬でした。なかなか触らせてくれません。
といっても 怯えたり怒ったりする様子は微塵もなく、ほんの少し体をかわして人の手をよけるのです。
たまに1度撫でさせてくれても、2度目の手のひらはスッとかわします。

表情を変えず、いつも遠くを見据えていました。
人にも犬にも「我、関せず」最後まで孤高を守り通し、“サムライ”と言う感じの犬でした。
生前、ノラも彼には一目置いていたのか、決して彼にケンカをしかけるようなことはしませんでした。

Kさんがチビを亡くし、とても気落ちしてらしたので私はチビの絵を贈ることにしました。

沢山の写真をお借りして、予期せぬ発見がありました。
チビの甘えた顔、嬉しそうな顔があったのです。
私の見た事のないチビを描くのはすこし不安・・・
描くのはやはり私のよく知っているチビの顔にしました。

しかし描き終わってみると、一枚のプリクラ写真がとても気になります。
同じ犬とは思えないほどやさしい表情のチビの顔・・・・
描いてみる事にしました。
解像度の低い写真なので、一旦これを鉛筆画に描き起こし、それをもとに小さな水彩画を描きました。

絵をお渡しする時Kさんは涙ぐんで「チビがここに居るようだ」と言って下さいました。
小さい絵は嫁がれた娘さんの手に渡り、後日「わたしの宝物です」との礼状が届きました。

それにしても、飼い主しか知らない犬の顔があるんだなァと思い知りました。
わんこ肖像画、結構難しいです。



2007年7月28日

家族に見守られ、穏やかに旅立ったちびちゃん



ちびちゃん、辛かったね。
でも飼い主さんのくみちびさんに抱かれ、3時間穏やかな時間を過ごして、最期は静かに旅立てたそうですね。
たくさんお話が出来ましたね。
いっぱい「ありがとう」も言ってもらえたでしょ。
犬を家族と思ってる人は、皆、最期のときはそういう風に見送りたいと願っているんですよ。でもなかなかそうはいかない事も多いんです。
君はえらかったよ。

ベーコンイッキ喰いの動画、何度も見ました。
遠く離れて会える事は無かったけれど、年老いてなお見事な食いっぷりを撮った君の写真を頼もしく拝見させてもらいました。
私も去年、ラビを見送りました。
こちらではちびちゃんがずっと先輩でしたが、あちらではラビが1年先輩と言う事になりますね。仲良くしてやって下さい。
虹の橋で、雄犬にモテモテのきれいな白犬がいたら、それがラビです。 
どうぞよろしくね。

くみちびさん、ちびちゃんへの献身的な介護、お疲れさまでした。
そんな大変な時期、先日はラビの命日に、お花を飾って下さってありがとう。
帽子をかぶったちびちゃんの写真、「ピンボケだ」と言ったらすぐ撮り直して翌日の日記に載せてくれましたね。あの「気の毒でかわいい」ちびちゃんを描いてみました。
20年もいっしょにいて、ちゃんとお別れしてくれて・・・・・
素晴らしいワンコと巡り会えて幸せでしたね。

2007年10月27日

飼い主さんご自慢の愛犬マロンちゃん




ご近所のMさんのご自慢犬、ゴールデンレトリバーの「マロン」の絵です。
いつも手入れがゆき届き、ゴールデンの名にふさわしい色艶の毛並みの娘です。

数少ない、仕事として描いた犬の絵の一つです。
以前1年間くらい友人が運営する美術サイトの中に「わんこ肖像画」のコーナーを設けてくれたことがあります。
それを見て下さったMさんからマロンの絵を依頼されました。
お預かりした写真には、仔犬時代のものにはとてもいい写真があったのですが、成犬になってからの写真はいまいちでしたので、私が写真を撮る事から始めました。
私があれこれ迷ってイメージがまとまらなかったこと、ラビのクッシング症の発症の時期と重なり、ゆとりが無かったこと等から、描き上げるまでに半年もお待たせしてしまいました。

その後 仔犬時のマロンを描いたものが下の絵です。
成犬のマロンを描くのに迷いに迷ったのとは対照的に仔犬のマロンは筆が止まる事なく、一晩で仕上がりました。
こちらはもとにした写真を見た瞬間、もう頭の中にオレンジ色を基調とした絵が出来上がっていたのです。

仔犬マロンの絵は美術用画材紙にプリントしたものをお待たせしたお詫びとしてMさんにお渡しし、 原画は私のもとにあります。
ノラの絵とともに私の最も好きな絵の一つです。



2007年11月4日

必死の捜索で無事に戻った保護犬のジョー君

最近一番ショックだったのは、ジョーくんの失踪を知った時だった。
だか、 ジョーくんが帰ってきたことはここ数ヶ月で一番うれしいニュースになった。
嬉しくて久しぶりに犬の絵を描こうという気持ちになった。

私は昨年里親サイトを通じて、ビビを新しい家族に迎えた。
その時知ったサイトはブックマークに入れてあって、今も時々寄らしてもらっている。
なかでも「おひさまにこにこ!犬もにこにこ」と言う預かり日記はいつも見ていた。

その日記の明子とジョーと言う兄妹犬がビビとよく似ていたからか特に親しみを感じて、早くいい里親が見つかる事を願っていた。
今年の3月、明子ちゃんの里親が決まり、次はジョー君・・・と思っていたらその後日記が途絶えてしまった。

そして4月16日、マイミクの蓮美さんの日記を見て驚いた!
ジョー君の事が書いてある。
それも「ジョー君失踪」と言うとてもショックなニュースだった。
ジョー君はまだ人に懐いていないので早く見つけなければ、行方は分からなくなってしまうだろう。
当初は目撃情報も数件あったようだが、その後は情報がとだえてしまったらしい。
2ヶ月が過ぎ「もう難しいだろうな」と思っていたら6月5日、蓮美さんの日記に「ジョー君の姿を確認した」と言う嬉しい知らせがあった。
そして7日、ジョー君保護の知らせが書き込まれた。
私はパソコンの前で思わずガッツポーズを取っていた。
ジョー君が見つかった事、多くの人が諦めずに寝る間も惜しんで捜索活動していた事、とても嬉しかった。
蓮美さん、みなさん、お疲れさまでした。



2008年6月17日

珍しい4本ヒゲのケンシロウ君



これはご近所の iさんの愛犬、ケンシロウです。
iさんはネットショップの「ワンコ肖像画」を見て申し込んで下さった一番初めのお客様でした。
ネットで申し込んで頂きましたがご近所ですので、仕上がった絵は直接お渡ししました。
ケンシロウはこの界隈で1、2を争う大きな雄コーギーで、その巨体をいつでもどこでも投げ出し「腹撫でれ~」と仰向けになるような人なつこい子です。

夕方、散歩犬の集まる広場にiさんに連れられ、額には娘さんの「いってらっしゃい」キスマークをつけて嬉々としてやってきます。
ケンシロウと言う名の由来は娘さんが「北斗の拳」のファンであったからと思われます。

ケンシロウの後ろ足には両足とも完全な狼爪があります。
これも珍しいのですが、彼にはもう一つ珍しい特徴があります。
それは人によっては「それがどうした」というようなことですが・・・
鼻のすぐ脇の短いヒゲ、これが4本あるのです。

お気付きでしたか?
ほとんどの犬はこのヒゲは3本なのです。

以前マイミクの「だいきち。」さんがあるサイトでこの事に関してトピをたてられ40数件のレスが得られたそうです。
その結果は次のようなものでした。

◎やはりほとんどの犬が3本。
◎ミニチュアタイプの子は2本の場合もある。
◎顔も長毛の場合はそもそもヒゲが判別できない。
◎1件だけ4本と言うコメントがあり。

さて皆さんのワンコのヒゲ、数えた事ありますか?



2008年7月28日

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